発電機はどこでレンタルできるの?発電機のレンタル料や用途、注意点を解説

発電機があると、さまざまな場所で電源が確保できますので、キャンプやお祭り、文化祭、屋外イベント、DIYなどで便利です。しかし、パワーのある発電機は高価ですし、恒常的に使うのでなければ、レンタルで済ます方法もあります。特に、夜間の工事などで多数の発電機が必要になった場合、購入よりもレンタルのほうがコストはかかりません。しかし、どこで発電機がレンタルできるのか、レンタル料がいくらかかるのかわからない方も多いのではないでしょうか。また、誤った種類の発電機を借りてしまうと、コストが無駄になるどころか、作業が滞ってしまいます。

ここでは、発電機の種類や、レンタル方法、レンタルする際にどのようなことに注意すれば良いのかをご紹介しましょう。

発電機とは?

発電機とは、文字どおり電気を発生させる機械のことです。屋外など電源がない場所で電気製品を使用するときに、発電機を使えば電気を供給できます。工事現場だけでなく、イベントなどで一時的に電源を確保する際にも、発電機が利用されています。

発電機の種類は、下記のように大きく分けて3タイプあり、大きさも小型の物から大型の物まであるなど、場所や用途によって最適な発電機は異なります。

インバーター方式の発電機

インバーター方式の発電機では、交流で発電させた電気を一度直流にし、再度直流から交流へと変換する際に、周波数をコントロールすることで、安定した電気を出力します。安定した電気は、パソコンやマイコン制御機能を搭載した電気製品を使用する場合に最適です。

スタンダード方式の発電機

スタンダード方式の発電機は、安定性よりも高出力に適した発電機です。工事や業務での使用に耐える高出力を維持しつつ、発電コストにも優れていますので、工事やイベントなどで照明などに使用するのに適しています。なお、スタンダード方式の発電機は、周波数の切替えはできず、50Hz用、60Hz用が存在しています。ですから、使用する機器に合わせて準備する必要があります。

FW式(フューチャーウェーブ方式)の発電機

FW式(フューチャーウェーブ方式)の発電機は、インバーター方式とスタンダード方式の中間的位置付けとなっており、ヤマハから発売されています。通常、スタンダード方式では使用できないコード付き電動工具や、メタルハライド投光器などにも使用できます。

発電機のレンタル料

ここでは実際に発電機がいくらでレンタル可能なのか建機レンタルサイトJukiesに実際に掲載されている商品を見ていきましょう。

小型発電機のレンタル料

3kVAのディーゼルタイプ(超低騒音)の商品( https://jukies.net/items/3874521117 )は1日2000円からレンタルできます。料金もそこまで高くないので、イベントなどでも手軽に利用ができます。

中型発電機のレンタル料

45kVAのオイルフェンス付き・単相三相同時出力の発電機( https://jukies.net/items/8723784717 )は1日6000円、月9万円で掲載されています。建設現場や工場でも幅広く利用されるこのクラスの発電機ですが、ぜひレンタルを検討しましょう。

大型発電機のレンタル料

610kVAの大型発電機( https://jukies.net/items/1237875004 )は1日約2万4000円、月71万円でレンタルが可能です。610kVAにもなるとレンタルできる会社もかなり限られてきますが、レンタルすることも可能なようです。

発電機をレンタルする際の注意点

工事の際はもちろん、所有している発電機が故障したときやトラブル時に、発電機をレンタルすることもあるでしょう。ですが、発電機には前述した発電方式以外にも、電気容量や燃料など、さまざまな特性があります。

そこで、発電機をレンタルする際、何に注意したらいいのかをご紹介しましょう。

発電機の種類と注意点

発電機の種類 注意点
インバーター方式の発電機 50Hz用、60Hz用かを確認。起動電力を確認
スタンダード方式の発電機 発電時の音の強さが90dBと大きい
FW式(フューチャーウェーブ方式)の発電機 起動電力を確認
ガソリン方式 燃料の保管や給油をするための道具が必要
ディーゼル方式 燃料の保管や給油をするための道具が必要
ガス方式 特になし

消費電力と起動電力

電気製品には消費電力と起動電力がありますので、発電機の出力が足りるのかを注意する必要があります。

消費電力とは、電気製品を動かし続けるために必要な電力のこと。起動電力は、電気製品を動かし始めるのに必要な電力です。電気製品には、動かし始めるときに、消費電力の3~4倍の電力を使う物もありますので、発電機をレンタルする際には、消費電力ではなく起動電力をクリアできるかを確認しましょう。

電気製品の起動電力をクリアできるかどうかは、発電機の定格出力を確認します。定格出力は、発電機が安定して出力できる電力のことで、VA(ボルトアンペア)という単位で表します。なお、発電機の定格出力を超える電気製品を使った場合は、発電機が止まります。定格出力を超える電力消費で発電機が止まった場合は、再度、発電機を起動すれば使用できます。

発電機の燃料

燃料別に見ると、ガソリンを使ったガソリン方式、軽油を使ったディーゼル方式、ガスボンベを使ったガス方式があります。

ガソリン方式の発電機は、発電コストが安く、ディーゼル方式に比べて音が小さいというメリットがあります。ディーゼル方式の発電機は、ガソリン方式よりも低燃費で長時間の連続運転も可能です。ただし、どちらの場合も、長時間使用する場合は、燃料の保管や給油をするための道具が必要となります。

ガス方式の発電機は、ガスボンベやカセットボンベを使用します。特に、カセットボンベは取扱いや保管が容易なので、個人や家庭で一時的に利用する場合や、災害時の備えとして利用することもできます。

発電機の音

発電機をレンタルする際には、発電機を使ってみたら大きな音が出て、イベント自体に支障が出たり、近隣の迷惑になったりしないかという心配があります。

例えば、インバーター方式の発電機で低騒音タイプの場合、音の強さは45~60dBほどです。これは静かな事務所で、普通の会話ができる程度の音です。工事などで使用するようなスタンダードタイプの大型の発電機は、発電時の音の強さが90dBもあり、騒々しい工場の中にいるくらいの音です。使用する際は、事前にどの程度の音が出るのか確認して、周辺の迷惑にならない発電機を選びましょう。

発電機の周波数

発電機をレンタルする前に絶対確認したいのが周波数です。前述したように発電機の周波数には、50Hzと60Hzの物があり、対応していない電気機器は使えません。スタンダード方式の発電機は、50Hz用、60Hz用と分かれているので、レンタルする前に確認しましょう。

なお、インバーター方式の発電機の中には、周波数の切替えスイッチがついている物があります。切替えスイッチを搭載した発電機なら、使用する電気製品を確認して切り替えれば大丈夫です。

関連アクセサリーのレンタルや移動方法

発電機をレンタルする際に忘れてはならないのは、発電機関連アクセサリーです。発電機本体を借りた際に、保管時のカバーや燃料を入れるタンクなどがついているのか、または、別途借りる必要があるのかを確認しましょう。

また、大型の発電機の場合は、自力で移動可能かどうかも確認し、難しいのであれば輸送手段ごとレンタルしましょう。

発電機は「Jukies」でレンタルできます!

「照明が使用できればいいのか」「本部でパソコンを使うのか」など、使用する状況によって、必要となる発電機は変わります。また、イベントで使いたい際は、会場の広さなどによって、複数の発電機のレンタルを検討する場合もあるでしょう。 そんな時に便利なのが建機レンタルサイトの「Jukies」です。
Jukies( https://jukies.net/)は会員制の建機レンタルサイトで、発電機のレンタルも行っています。150社を超える日本全国のオーナー様の中から発電機をレンタルすることが可能なので、繁忙期で全国的に在庫が不足している時期でもネット上でレンタル可能な発電機を簡単に探し出すことができます。

レンタルまでの手続きの流れ

Jukiesで発電機をレンタルする手順は以下の通りです。

① Jukiesに無料ユーザー登録をする(最短5分)
② 発電機を検索し、レンタルする商品を決める
③ サイト上で見積もり依頼をする
④オーナー様からの運送代込みの最終の見積もりを確認し、注文する
⑤ レンタル費用を支払う(銀行振込またはクレジットカード決済)
⑥発電機を受け取る

まずは事前に無料ユーザー登録

台風や地震などの自然災害が発生した際に緊急で発電機をレンタルしなければならない時など発電機が現場で急に必要になった場合にネットレンタルサービスを素早く活用するためにも、事前のユーザー登録を行うことをおすすめします。 事前にユーザー登録をしておけば、発電機の最短翌日のレンタルが可能です。登録料や年会費など登録に際して発生する費用は一切ないので 一度検討されてみてはいかがでしょうか。

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